中島らもの遺した言葉。

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昔、中島らもさんが、著書「今夜、すべてのバーで」の中でどういう人間がアルコール依存症になるのか?という問題について語っていたのですが、らもさん曰く『教養の無い』人間が依存症になるそうです。らもさんにとっての教養というのは学歴やテストの点数のことではなく、『一人で時間をつぶせる技術』の有無だそうです。

『教養』がある人間ならアルコール以外のことで時間が潰せるのだとか。例えばスポーツ、読書、旅行、社交…と様々な方法がありますね。しかし、『教養』が無い人間となるとアルコールやドラッグで時間を潰しがちになるんだとか。
勿論、これはあくまでらもさんがそう思っているだけのことですが、結構当たっているなと最近思います。

コロナ禍の世の中において人々が時間を潰す方法はかなり制限されてしまいました。旅行や会食、スポーツの機会も減り、家にただただ居る時間が増えました。
そうすると酒の量、頻度が増えてくるんですよねー。私の場合、以前は週に3日くらいは休肝日を自然と設けていましたが、今は週に1日あるくらいでほぼ毎日飲んでいます。その1日も飲みたい欲求を我慢して意識して設けています。

つまり、現在の私は、らもさんが言うところの『教養』が無い状態になりつつあるわけで、結構マズいな…と思っています。

私は酒が好きではありますが、弱いこともあって基本的に翌日に何か予定があれば酒は飲みません。以前だったらそれが旅行だったり、イベントだったり、ツーリングだったりするのですが、今はそれも減ってしまい、飲酒のストッパーが無くなってしまったということになりますね。

なので、酒を控えるためにも遊ばないといけないと思います。奇妙な理屈に感じられるかもしれませんが、この2つは密接な関係にあると思うわけですよ。

と、言いつつ今日もバッチリ飲んでしまったわけですが…